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この夏は実家暮らしで、川柳とは遠ざかっていたけれど、声をかけていただいたところに、なんとか句を出すことができた。
「Picnic4号」
編集 野間幸恵・石田展子
榊陽子、月波与生、あみこうへい、鈴木茂雄など
(1000円)
「What’s」創刊号
編集発行 広瀬ちえみ
「杜人」の終刊はさみしかったけれど、ちえみさんが新しい場を作った。句はもちろん、評論もあって、杜人の自由で開けた世界がある。
佐藤みさ子、加藤久子、竹井紫乙、兵頭全郎など
(非売品)
どちらも読みたい方があればメールでお問い合わせください。
サキの短編集『サキ 森の少年』を読んだ。千葉茂樹の翻訳は読みやすかった。
サキは怪奇と幻想のアンソロジーで読んでいたので、ずっとゾクッとするお話しばかりと思っていたけれど、この本では心理小説みたいだった。
「スレドニ・バシュター」は10歳の男の子の話。口うるさくて支配的な叔母への憎悪。ひとりだけの秘密の儀式とか、不安を抱えている心理状態がとてもリアルに伝わってきた。
サキ、ちゃんと読みたいなと思った。
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