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September 2014

September 30, 2014

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朝の散歩中に客船が係留していると、うれしくて思わず写真を撮る。そばにあるオリエンタルホテルより大きい! 近づいてみたら、マンションみたいな外観の「ザ・ワールド」だった。

  くちびるの端にからまる貨物船  (石部明)

MANO9号に載っている句。どうしたの? どうしたら、くちびるに貨物船みたいな大きくて無骨なものがからまるの? そのことを言うと、禍がやってくるのか、ややこしいことが起こるのか……。だから言わないようにする貨物船は理性。瀬戸内海をゆるゆると貨物船が横切るの見る。人の暮しを支えるコンテナは、決してあわてない。

  広い世界の端っこに座る癖    凛

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September 28, 2014

帰りそびれて

朝から晩まで大阪であれこれ……
おなかをすかして帰ったら空に三日月がでていた
あ~、クロワッサンたべたい!

   ずるずると帰りそびれて空に浮く   (佐藤みさ子)

MANO19号に載っていた句
途方に暮れてゐる
もちろん、自宅に帰りそびれている
たとえば、すてきなコンサートのあとだったら
まっすぐに家に帰れない
感動すると途方に暮れるから
おいそれと日常空間には戻れない
ちなみに、佐藤みさ子の句を読むと
たいがいわたしは途方に暮れる

   空にでも撒くしかないねかなしみは    凛

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September 25, 2014

これから読みます

ねじまき句会は、月に一回、名古屋で開かれている。名古屋まで行けないときはメール投句して1年が過ぎた。やや遠いので、そうそうは行けないのだが、行くとおもしろくってしょうがない。
一句一句に対して感想を言いあう。自由奔放な句が多く、そうとう暴走しているくせに(笑)、言葉の情報から、素直に読むことが大切と言う。ダブルミーニングや、余韻、共感、視線。一句から、先人の名句や文芸の歴史へと話題が広がる。「いま、ここ」の句だが、実は、読みも詠みも、長い間の言葉の歴史が積み重ねられて成りたっていることを思い知る。

9月21日の収穫は、ビールを飲んていたときのある人の言葉「一句作るのにどんだけ苦労してると思ってんの」。

今月になって「MANO」セレクション柳人シリーズ「びわこ」「豆の木」「小さな窓辺から」、それに、あざみエージェントの句集などが届き、未読の山が築き上げられている。この宝の山を、じっくり読む秋にしなくては。

きのう「杜人」も届いた。
句も作らななくちゃ。「SO」準備します。

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September 21, 2014

対談

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大阪市中央公会堂大ホールで、対談「みんなで生きられるか? 谷川俊太郎×末盛千枝子」を聞いてきた。開口一番、谷川は「みんなって誰?」と言った。クリスチャンの末盛に「信仰があるってどういうこと?」とてもストレートな問いばかり。お互いに問われたら、一生懸命に応える。日頃、会話は、かみあわないままだし、はぐらかすし、ひどいときは聞こえないふりもするし、大人だから、仕事だから、そのままスルーしているけれど、この対談は根源のところでまっすぐで気持ちよかった。

 人間を越えた力があると信じないと生きて行けない

やや早口な谷川の詩の朗読「ありがとう」「こころ」もあった。印象的な言葉をメモ。

 からだに直結したものが詩 
 ぼくはいつも誰かのために詩を書いている
 ぼくはこれから元気に死にたい


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September 20, 2014

覆面作家は二人いる

Kaoru


神戸探偵小説愛好会からの情報によると、横溝イベント11月15日の講演会の講師が、北村薫様というので北村薫を絶賛読書中。うみねこ書林からは「自分だけの一冊」(新潮社)、オヨヨ書林からは「覆面作家シリーズ」(角川文庫)を購入。
挿絵が高野文子。謎の美少女が作家で安楽椅子探偵。不思議な2重人格で、紅茶をゆっくり淹れるシーンもすてき。ほうじ茶を焙じるのもすてき。

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September 15, 2014

直島

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友人と直島へいってきた
直島って名前だけでも素直ないい響き

現代アートの島だけれど
道端には9月の花が咲き
地蔵も鳥居もある

何よりもきらきらの瀬戸内海

日常と非日常とのあわいを
のんびりただよってきた

写真は草間彌生の赤かぼちゃ黄かぼちゃ

  誰に会いたかったの誰に会えたの
  そらみみじゃないよ南瓜はよくしゃべる

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September 13, 2014

ローズマリー

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いい匂い
あ、小さな花が
咲いてる咲いてる
頭の中で「スカボロー・フェア」が流れ出した
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム

   いつもみたいに洗い立てローズマリー
   いい人に思われたくてローズマリー

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September 09, 2014

香雪

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大阪クレオの句会に参加してから
久しぶりに香雪美術館

曾我蕭白展だったのだが
北斎も1点展示されていた
画狂老人卍名義

美術館の前庭の楓の影が
レースのようだった

すっかり快晴
透明な秋の風

  冷めないうちにお茶どうぞ秋を行く
  しゃらしゃらと光の中をとおりゃんせ

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日の出

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日の入りは早く
日の出は遅くなってきた
朝の散歩はゆるゆると


  ありきたりの夜明けにとびきりの日の出

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September 07, 2014

めんのめんめん

Men

おはなし会でよく使う絵本「めんのめんめん」。大好きなたべもの麺類がずらりと登場。いきおいのある絵と講談調の調子のいい言葉が魅力。

  やきもき てをやき せわをやき
  さあさ やきましょ あたしゃ やきそば

読んでるうちに麺類が食べたくなる。子どもたちとも何が食べたいかと話題になる。ラーメン、うどんはもちろん、意外や意外スープはるさめも人気なのだった。
このところ、すこしひんやりしてきたから、わたしは「ラーメンたべたい」。

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September 02, 2014

鮟鱇博士

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週末は金沢へ行ってきた。径や町屋、橋が多くて、散歩にぴったり。白石加代子「百物語」最終話が鏡花の「天守物語」だったこともあって、泉鏡花記念館へ行ったら、玄関では鮟鱇博士がお出迎え。蝙蝠傘つき! 
小村雪岱の絵も展示されていた。本物だ! あたりまえか。
鏡花は母親に逆さ干支を身に付けると厄除けになるといわれて、うさぎものコレクターになったとあった。あ、逆さ干支、わたしは戌だから辰! ドラゴンコレクションはじめようかな。

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