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December 2010

December 23, 2010

ノルウェーの昔話

Norwegian
ノルウェーの昔話」。リンドグレーンの翻訳でおなじみ大塚勇三訳。元の本が同じだから、「太陽の東月の西」や「子どもに語る北欧の昔話 」などとだいぶ重なるが、シニカルだったりユーモラスなお話もたくさん入ってボリュームたっぷり。
恩返しどころか裏切りばかりで「世の中のお返しなんて似たようなもの」、とんだとばっちりの「ジブンのせいで」、してやったりの賢い少年の「男の子と悪魔」。「旅の仲間」には、トロルに恋しているお姫様が登場。驚きのラストが待っている。
イラストはテオドール・シテルセン、エーリク・ヴェーレンシオルなどで「5人の語り手による~」と同じ。

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December 20, 2010

カイロ団長

先月、吉祥寺にいった。昔住んでいた街。
25年ほど前と変わらない雰囲気が残る住宅街。道に迷って歩きまわるのもまたうれしい。はいりたくなるようなカフェもたくさん見つけた。もう行き方は忘れたけど。
以前住んでいたアパートが近いはずだが、もうよくわかならない。道に迷いながら、やっと着いた小さな絵本屋さん「トムズボックス」。
イラストレーター和田誠の原画展をやっていた。和田誠の絵に最初に出会ったのは星新一の本の表紙だった。ひとめ見て和田誠だとわかるイラスト。
今回のテーマは賢治童話。
実物は印刷物で見るよりも驚くほどに繊細な線。色もきれいでうっとり。カエルがキュートな「カイロ団長」。もらい泣きしそうな「双子の星」などなど。
仕上りが遅れているというので予約してきた冊子「宮澤賢治童話の挿絵」本日到着! 
直筆サインつき~。門外不出の宝物にしようっと!

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December 13, 2010

シネマ食堂

Cinema
マンネリに陥る食事の準備ではなくて、面白いからよむ料理本「シネマ食堂」。映画に出てきた料理とはいえ、普段着の料理で、その普段着から映画のワンシーンが浮かんでくる。映画のチョイスが、またツボにはまる。めがねや、かもめ食堂は当然として、 「深夜食堂」(筍ごはん)「西の魔女が死んだ」(苺ジャム)「ニューシネマパラダイス」(グリーンサラダ)なんと「阿修羅のごとく」(揚げ餅)まである!
映画(ビィヨンの妻、これは見ていない)とは関係なく作って、はまっているのはもつ煮込み。居酒屋の味。

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December 12, 2010

苺をつぶしながら

Seiko3
朝日新聞夕刊(11・19)で田辺聖子の恋愛小説ブームとあったので読みはじめた乃里子シリーズ3冊「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」。
舞台は、大阪の街と神戸。美しく愛らしい大阪弁が気持ちいい。主人公乃里子の情のこまやかさと、率直さと純情さにわたしも惚れた。 
あまりの面白さに一気読み! しかも三冊だから…3晩続けてすっかり寝不足になった。
田辺聖子の本はいつも寝不足本になる。「一葉の恋」「道頓堀の雨に別れて以来なり」「隼別王子の反乱」それにかもかシリーズも!

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December 11, 2010

だいじなかわいいじ

Nagano
識字教室に通うかずこさんをモデルに長野ヒデ子さんが絵本にした「ひらがなにっき」。子どもの頃に学校へ通えず、字が読めなかったかずこさんが、孫の後押しで文字を学んでいく。
だんだん読めるようになってきて、あるひ、駅の伝言板の字が読めた! 
読めたことで、落書きの意味がわかる。そして泣く。

  だいじな かわいい じ つこて
  ひとのわるくち かいて
  ばち あたりまっせ

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December 05, 2010

プラネットべービーズ

 NHKドキュメンタリー番組「プラネットべービーズ」を見た。世界の子育て家族のドキュメンタリーだ。私が見たのは「アイルランド・アラン諸島 物語で豊かな心を育てる」という回。
 自然の厳しい小さな島に住むおとうちゃん、おかあちゃん、それに子どもが四人。小学生2人と幼稚園くらいの子と赤ちゃん。おとうちゃんは寝る前に昔ばなしや島の伝説を話して聞かせる。やわらかく愛のふりそそぐ時間。
 ハローウィンの仮装コンクールに、こどもたち3人が画用紙や鳥の羽根で工夫を仮装していく参加。おねえちゃんだけが入賞して、ほかの二人は選外。その後、きょうだい間の気持ちがぎくしゃくする。選ばれた子と選ばれなかった子と。もやもやはとまらない。とうとう選ばれた子が泣きだす。ここでおとうちゃん登場。「ね、おはなしごっこしよう」。ふだんからお話を聞いている子どもたちは、自分でお話をつくって語り出すけれど、お話は途中でとまってしまう。おとうちゃんは「その子はどんな子?」と、お話がふくらむような質問をしていく。すると、お話はまた続く。一生懸命に想像し創造していくお話に、ほかの子もノッテくる。お話を聞くうちに、みんな一緒に笑顔になって仲直り。こどもの心のうごきが伝わってくる。

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December 04, 2010

コラボレートショー

神戸新聞(12月3日)夕刊紙上で、造形作家の福田十糸子さんとコラボしました。
和紙のぬくもりと丸み、それていてとんがっている人の形の造形にあわせて、冒険をしたつもりでいるけれど、句はなんだかいつもと一緒?

   どうしてこんなにやさしい冬の虹
   きょうもまたあなたにわたしおいてきた

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