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December 2009

December 30, 2009

逃げの一手

Madosan
最近、本をどんどん買っている。夏に約100冊の本を処分したので、ちょっとだけ、私の場所に隙間ができた。その隙間を埋めるように本を買ってしまっている。ぼちぼち隙間がなくなりそう。
最新の一冊は、まどみちお「逃げの一手」。表紙にも、本の中にもまどさんのイラストがあって、これがまたいい。線がまどさんだよ~。ことばも! 潔くてのほほんとしててきらきらしている。あとがき、これがまた、く~。

…… 私は、この中で「逃げの一手」を貫いてきたことになると思うんです。詩の中に逃げること、臆病な自分から逃げることでもあります。
……どんなにささやかでも新発見を書かなくてはいけないと思っています。

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December 25, 2009

石垣りん詩集

Rin
クリスマスといえども平日。9時出勤で仕事。ちょっとあったかい快晴。
気持ちがしゃんとする詩が多い「石垣りん詩集」を読んだ。あこがれの人いしがきりん!

「表札」  (一部)

自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る。

精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい。

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December 22, 2009

恋する新選組

Rieko_2
12月に3巻めが出て完結した「恋する新選組」の第1巻。面白さにノンストップで読んでしまった。13歳の女子、空ちゃんが主人公。新選組の本はたくさん読んだけれど、また新しい新撰組の世界。尊王攘夷、生麦事件と、うねる時代と、明るい女の子のコントラストが面白い。作者がのりにのっているのが読んでて伝わってくる。
沖田総司、土方歳三の美形はもちろん、岡田以蔵がかっこいい。ちょっと目立つ脇役に「ちぎれ雲のおりん」がいたのもうれしい!
いよいよ近藤勇たちは京へのぼって、空ちゃんも京にたどり着いて……。ああ、続きは2巻へ!

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December 20, 2009

クリスタル エッジ

Usio
大阪のヒルトンホテルの和のお店で作家風野潮さんのオフ会に参加。関西に住む若く美しい女性の作家さんがたくさんいて華やかだった~。 が、華やかなのに「人間らしい生活」から遠く離れた作家の壮絶な話しに爆笑。
潮さんの最新刊「クリスタル エッジ」主人公の男の子の名前がリン! 中学生でフィギュアスケート選手で、大阪弁をしゃべる。お調子者だけど、落ち込む時もあって。このリンが魅力的。かわいい! どんなスポーツでも部活でも、何かに一生懸命取り組んでいると、必ずや壁にぶつかる。どんなふうに苦しみ、乗り越えるのか。ちなみに、このリンくんの命名はジャネット・リンが好きだという父親がつけたと書いてあった。わたしもジャネット・リン好きだったな~。

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December 19, 2009

ゆきがやんだら

Snow
酒井駒子「ゆきがやんだら」。実家秋田では雪が降り続いている。
雪。雪の降り始めも、三月の雪解けのころの雪も、全部すき。だから、この絵本の、窓から雪を眺めるシーンも、まっさらな雪の世界に飛び出していくシーンにも、胸がいっぱいになる。
なんと、今年、アメリカのブックリストにも選ばれている。
沖縄出身の知り合いが、初めて神戸で雪を見た時、「窓の外を見たら、ちいさなゴミが飛んでるの。横から。だから、どこかでたき火してるのかと思った」だって! 初めてのときは、何がおきたのか分からないよね、確かに!
この週末、やっぱり寒くなりそう。

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December 12, 2009

引力!

Jq
朝から、ハーバーランドはあちこちでイベントで生演奏があふれてクリスマスムード。夕方の地下街でもなにやらライブで大音声。R&Bぽい。急いで通り過ぎようとしているのに、どうしても、耳がいやがる。かっこいい、耳に気持ちいい声。すごい引力にひっぱられる感じ。いったんはステージ横を通り過ぎたのをわざわざ戻って、聞き惚れた。「MY BABY SANTA CLAUS」って……、あ、ユーミンの恋人はサンタクロースのメロディーだ。で、CD購入してきてしまった。なんだかすごいシンガーの匂いがするのに、イベント会場で楽しげにのりのりで歌う謎の外国人!
JQ(ジェフリー・クエスト)「LOVING CHRISTMAS
ネットで検索して納得。すごいキャリアのボーカリストで関西人ということがわかった! CDは吉本。クリスマスムードにのって毎日聞こうっと。

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December 11, 2009

俥屋おりん事件帳

Orin
文明開化の横浜が舞台の、連作短編推理「横浜幻燈館~俥屋おりん事件帳」(山崎洋子)。袴姿の女学生が、家業の俥屋の人力引きを法被姿でやっている。英語もできて行動力のあるりんちゃん! ハイカラな匂いのする街でハイカラな女の子が活躍。
主人公の名前につられたのもあるが、山崎洋子は、もとは児童文学作家松岡洋子として大日本図書「はだかんぼの島」、北隆館のたくさんの絵本を出版していた作家だ。「はだかんぼの島」も面白かった。

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December 07, 2009

あまりもの

Pray
 「千年の祈り」が映画化になったという。見にいきたいが、神戸に来るのだろうか?
 イーユン・リーの短編集。わたしが英語が得意なら英語で読みたい本。日本語で読んでも噛み応えがある。千年の祈りは、袖ふれあうも他生の縁、あ、違うか……。家族で心が通じない痛みがせつない。この短編集のなかの「あまりもの」の主人公がりんばあさん。名前にひかれたってわけじゃなく、これもまた、せつない!
 恋? いや、このぼんやりと流れるままに生きるおりんのふてぶてしさと哀れさと、骨太な物語に、くらくらする。

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