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September 2008

September 23, 2008

まつを媼百歳を生きる力

Matuo
お墓参りで宝塚へ。移動で読んだのは「まつを媼百歳を生きる力」。図書館から借りて読んでいる途中で、2週間たって返却してしまい、また改めて借りてやっと読み終えた。
まつをさん98歳!(著者取材時) 岩手の土地ことばで書かれている。自足で生きている媼の凛とした言葉がいい。

 長生きの秘訣は希望が絶えないってことだって、おれ、いうの。

 やっぱり人間一番大切なの、恋愛だよ。

東北の農家の嫁という役割の厳しさの証言には驚く。私の実家は農家ではなかったけれど、ちょっとだけその空気はかすかに見えていた。そのなかでも、まつをさんが希望をいくつになっても失わないでいたのには、子ども時代がとても大切であることが書かれてあった。「砂糖孫」と呼ばれるくらいたくさんたくさんかわいがられていた幼児のころの思い出が面白かった。
同郷の宮沢賢治についての証言も興味深い。「隠し念仏」との関わりも、ちょこっと読んでみたくなった。

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September 22, 2008

グーグーだって猫である

Yumi
スケジュール帳は、じつはそんなに詰まってはいないのに、どうにも落ち着かないのは、義母の家に通うだけでなく、義母の家のあれやこれや雑用も全部引き受けているせいなのだ、と、気が付いた。気が付いてよかった。これからは、そのつもりで予定たてなくては! というわけで、予定の打ち合わせが延期になって、ぽつんと時間があいて、急に映画を観にいった。
グーグーだって猫である」。大島弓子のマンガは高校時代からずっと読んできている。大ファンというよりは、なんともいえない不思議ワールドに取り込まれるのが気持ちいいというか……。映画もその不思議な雰囲気にどっぷり浸かることができた。で、ちょこちょこと映画に漫画の一コマが映り、ああ、読みたい読みたいと本屋へ直行。新作以外の名作は押入れのどこかにあるけれど、でもでも、押入れをさがすのは面倒! 山積みになってました。「大島弓子セレクション セブンストーリーズ」。
やっぱりすごくいい。
映画の中で、上野樹理ちゃんが、縁側で寝転んで漫画を読んでて号泣するシーンがありけれど、あれが、とってもリアルに思える! 「ダイエット 」「8月に生まれる子供 」の2つが私の号泣作品。

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September 20, 2008

かにこちゃん

Kaniko
高砂に住む友人宅へ。80歳を越えている方だけれど、その瞳は好奇心に満ちていていたずらっ子のようでもあり、体調が思わしくないことをお話してくださるときでも、ユーモアたっぷりで、思わず大笑いしてしまう。お会いすると元気をたくさんもらえる。彼女に会うと「かにこちゃん」を思い出す。かにこちゃんは海が大好きで、どーんと対等に海と向かい合って、しーんと心落ち着かせて……。言葉の美しさも絵の美しさもしゅてき~。

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September 16, 2008

やさしいきもち

Mitiyos_2
知人が参加しているマリンバアンサンブルPE-01のアルバムCD「やさしいきもち」。天から降ってくるようなキラキラのやわらかな音色。特に「SUMMER」「みあげてごらん夜の星を」は絶品!。 3000円なり。
購入希望の方は@Rinまで。
CD完成記念のコンサートは来年1月12日神戸で。

 1. ゆりかごの歌~かなりや
 2. 冬の夜
 3. 毬と殿様
 4. 花の街
 5. 涙そうそう
 6. 千の風になって
 7. SUMMER (久世譲)
 8・ 夢のメドレー
 9・ この道

※マリンバアンサンブルPE-01  
福田隆、野中美千代、 木野聖子宮崎仁

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September 09, 2008

女がひとり頬杖をついて

Nori
海の近くの「MUGUNFA」で夕食。初秋の港神戸の海は賑やかだった。
 「女がひとり頬杖をついて」を読んだ。

たとえば「倚りかからず」
 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない
   (中略)
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ

たとえば「いちど視たもの」
 いちど視たものを忘れないでいよう

たとえば「りゅうりぇんれんの物語」
 もどかしさを酸漿のように鳴らして
 一つの村の魂と もう一つの村の魂とが
 ばったりと出会う

頬杖をついていたのが、背筋がぴん。

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September 04, 2008

ガドルフの百合

Gado
大丸神戸で宮沢賢治展をしている。平日午前に行ったのにけっこうな人の入り。やっぱり賢治は人気。9月は賢治がぴったり。透き通った風、それに「風の又三郎」。秋の東北に心が動く。
で、絵本原画もたくさん並んでいて、どの画家の絵も訴えてくるものがあってすごかった。その中で、とってもすてきな百合の絵があったので絵本を購入。「ガドルフの百合

 ただあの百合は折れたのだ。おれの恋は砕けたのだ。

久しぶりに賢治世界にひたった。

  

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September 03, 2008

―新子追悼

Kanko
 ポプラ社ラブストーリーセレクション「恋愛詩集 」をぱらぱらっとめくった。寺山修司とか吉野弘とか永瀬清子とか、ああ好きな詩が載ってる~と見ていたら、ページの真ん中に「―新子追悼」と1行だけ書かれたのが目に飛び込んできた。いきなりだからどきんとした。
18句が赤木かん子セレクションで掲載されている。「はじめに」でも川柳を紹介してあった。おお~と感激。

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