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June 2007

June 29, 2007

夏への扉

Natu
 そして、1970年12月3日、かくいうぼくもまた夏への扉を探していた。

 30年ぶりくらいで「 夏への扉」を読んだ。それというのも息子が文庫本で読んでいたから。初恋の人に会ったかのようにドキマギしてしまった。わたしも息子と同じ15歳で読んだ本だから。
 アメリカSFの巨匠ハインラインの最高傑作「夏への扉」は至上最強のハッピーエンド!
 婚約者のベルと、仕事仲間で親友と思っていたマイルズにも裏切られ、仕事は取りあげられ、大事な発明さえ騙し取られてしまった主人公、ぼく。
 冷凍睡眠装置、タイムマシン、家事ロボット。いかにもSFの道具がならぶけれど、追い込まれた主人公が奮起して、再び成功する鮮やかな解決ぶりが気持ちいい。なにより猫のピートがかわいい。
 作品の時代が1970年で、えががれた未来が2000年!
 今となってはなつかしい未来! 読んだころは21世紀は遠い未来だったのに、もう、21世紀だよ、もう、40代もおわりかけだと、はあ、とため息。
 あっというまに読み終えた。夕食は手抜き。でもちゃんとビールは呑んだ。

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June 25, 2007

クラバート

Puro
 「クラバート」は、今回の鳥越塾のテキスト。もう、大好きな作品!  
 クラバートが魔法使いの弟子になり、少女の愛て救済される。中世ドイツが舞台。スラヴ系のヴェンド人の民話「クラバート伝説」をベースにした物語。クラバートは夢で呼ばれた水車小屋に行き、昼は粉引き、夜は烏になって魔法を学ぶ。暗い中世の雰囲気と魔法、毎年誰かが死んでいく。絶望のにおいと見習いたちの個性とがあいまってとても魅力的。
 塾で話題になったのが「ファンタジー」かどうかということ。初版にころは長編小説。途中からファンタジーと呼ばれるようになっている。ファンタジーと思っているけれど、なんとなくジャンルは、売り手側の分類かも。
 この日の先生の問いかけは「ジャンルもいいが、児童文学とは何か という問いを常に忘れないで」ということ。次回は児童文学の王道、ケストナーに入る。おそらく、向日性になるかな? 

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June 23, 2007

沖縄食堂

Hana1_1
 午後は住吉山手までお出かけ。うんまい泡盛をというお誘いで、神戸・新長田の「沖縄食堂」へ。
 まずは、オリオンビールを生で。軽やかなのど越し!それから、 ゴーヤーちゃんぷるー、ラフテー(角煮)、豆腐よう、しまらっきょう、海ぶどうなどで、久米仙を飲む。しめくくりは沖縄ソバ。かなり食べすぎ&のみすぎ。JRで帰ろうとしたらJRはかなり遅れていた。事故だったらしい。
 しまらっきょうは、シャキシャキしておいしいが、これは秋田のヒロッコによく似ている。どちらもお酒によくあう。
 沖縄戦終結62年「慰霊の日」 でした。

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June 21, 2007

タイドプール

Yama
 梅田で昔話の勉強会。密度の濃い時間でおもしろかった! 
 「タイドプール」を読んだ。おもしろかった。タイドプールとは、干潮時に磯にできた潮だまりことで、狭い場所に残されてしまった生物たち……。父親の再婚、友達とのすれ違いの中で、家庭や学校を「タイドプールみたい」と捕らえる女の子が主人公。苦労しつつもなかなかにしっかりもの。父親の再婚相手のマコさんは未熟な大人で、父親は腰が引けていて、子どものほうが、大人を仕方ないなと受け入れていく。
 大人のしょうもなさがとてもリアルで、そうそう、そなんだよな、と、自分をふりかえって納得。

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June 18, 2007

小雨

Ajisai_2
 一日中、小雨。やさしい雨が降る中、毛糸を買ってきた。義母と一緒にアクリルたわしを作るためのもの。ちょっと前は浴衣を切り裂いて布わらじを編んだりと、最近は手仕事づいてるかも。手仕事は苦手だと思っていたけれど、わりあい好きかもしれない。形になって残るからかも、ね。
 手が動いていると、心は静かになる。

   やっといま大切なものを編みこむ

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June 16, 2007

Frog
 仕事を終えてから夕方、兵庫県多可町八千代の野間川へ蛍見学にでかけた。夜8時すぎに野間川へ。蛍はクリスマスツリー電飾のように点滅していた。思ったよりも力強い光。でも儚い。けっこう大勢のお客で少々ざわめきがあったので、深夜12時すぎに再び蛍を見に出かけた。かじかの鳴き声と蛍。しんみりときれいで夢のよう。朝起きてから小川でカエルの写真を撮った。

  
   ほがらかな朝の川面でひと休み

   舞う蛍 夢の世界のようでした
   蛍はひかりながらほんとは泣いている
   このごろは心の中に蛍棲む

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June 14, 2007

トランペットリリー

Hana6
 よく通る道に大きな花が咲いた。トランペットリリー。なんだか歌でも歌いだしそうな花。この道を少し西にいくと、タンドリーチキンのうんまい店がある。ああ、思い出したら食べたくなってきた。
 さて、いよいよ入梅。一日中雨だった。なかなか洗濯物が乾かないけど、雨は好き。
 
   どっぷりと湿度の高い恋をする

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June 12, 2007

ハーニャの庭で

Neko
 「ハーニャの庭で」は、四季の移り変わりが丁寧に描かれたかわいい絵本。こんな庭に住みたい。
 本日快晴。午後はホームヘルパー2級養成講座を受講。ヘルパーは、家事を手伝う人ではなくて、自立を支援する介護の専門職だということを教わった。つい、家事をしてくれる人って考えてしまっていた。
 夜はおいしいおでんを食べてきた。

  くしゃみした空はくっきり晴れている
 
 

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June 04, 2007

蒼路の旅人

Uehasi
 6月になった。2日、東京にでかけ、きのう川柳の句会に参加し、ゆうべ10時過ぎに帰宅。きょう、仕事中、特に午後は眠かった! 基本的に家族は川柳とかにまったく興味がないので話すこともないのだが、出張で大阪にくるという妹から電話があり、「句会はどうだった?」と聞かれてしまった! 「わ~、聞かないで! わざわざ東京まで何をしにいったのやら」というくらい、ひどい成績の句会でした。
 そんなわけで東京まで読書に出かけてきた。読んだのは、「蒼路の旅人」。これはやはり読み出したらとまらない! 続きが気になる! どんどん成長していくチャグムです。他に「からくりかさくさ」「俳句―四合目からの出発」など分厚い本ばかりトランクにつめていった。「俳句」は、川柳と俳句の違いをいろいろ並べてあるが、これはまだ時実新子が登場していないころの著作のようだ。が、やはり定型のおもしろさと難しさを実感。外でおいしいご飯を食べて、ホテルで読書三昧。贅沢な休日だった。

 空っぽの六月 負けることもある
 真上を見上げたら静かな飛行船

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