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March 2006

March 31, 2006

ドカベン

Doka_1
 寒い! まだつぼみの桜も凍えている。ゆうべ、川柳教室のあとで軽く呑んで店の外に出たら雪が降っていた。きょうも一日中寒かった。あれこれと予定外のことも起きてしまったが、まあ、なんとかなるでしょう。

 別れの日 やっぱり名残り雪が降る
 真実を知りたくなくて春の雪

 最近、子どもがはまって読んでいるコミックが「ドカベン」。びっくり! わたしが高校生の頃の本。山田太郎に岩鬼に、殿馬、里中君と、名前をあげたら感心されてしまったが、さすが名作。強烈なキャラクターは忘れられない。

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March 26, 2006

沼地のある森を抜けて

NASIKI
 桜がぽつぽつ咲き出した。花粉のせいで目がかゆいためコンタクトレンズではなく毎日眼鏡をかけている。なので、濃い茶色にサイドが緑色の新しい眼鏡を購入。
 この年度末で、わたしもひとつ卒業をむかえた。大人になってからはスタートも終わりもきちんとけじめがつかないことが多かったけれど、今回は仕事の契約がひとつ終了。が、日常にあまり変化がないということは、もう終わっていたのに、なかなかエンドマークをつけられずにいたせいもある。ちょっと反省。

 ふがいない私を見てる春の雨

 あ、きょうは快晴か。やっと、梨木香歩「沼地のある森を抜けて」読了。おもしろかった。わたしの好きなお話のにおいがしてた。でも、これってSFじゃん。ぬか床=沼は「浸透圧」って言葉や「異世界」って言葉は使ってないけど、世界の広がり方は、むかしなつかしいSFのにおいだ。21世紀のSFは、日常に潜んでいる。繰り返す命の透明な悲しさも、やっぱり、好きだ。

 この雨は別世界から降ってくる

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March 15, 2006

はいりちゃんともたいさん

talk
 満月! 夕方は、絶対温館でちょっと腹ごしらえをしてから、新開地アートビレッジでのトークショー「はいりちゃんともたいさん」に出かけた。新作映画「かもめ食堂」の舞台になったフィンランドがとってもいい街だとか、話題はあれこれ。二人は仲良しで、素敵で、木綿というか麻というか、そんな肌触りの、さらっとした気持ちよさが伝わってきた。
 「これからはどんな仕事がしたいですか?」という問いに、はいりちゃんの答え。「お母さんとか妻とかじゃない、ただの女の人。中年の女性の役って、お母さん役が圧倒的に多い。そうでない生き方もたくさんあるわけだから」。
 もたいさんの映画「バーバー吉野」の吉野刈りとかTVの「すいか」のお話も爆笑!
 いつでも新鮮な俳優さんたちと思う。「かもめ食堂」は要チェック。というかピンバッチ付き前売りを買ってきたもんね。

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March 11, 2006

湿原で

gedo 
 気温がぐんぐん上って春の陽気。積み残しの宿題もなく(ほんとはあるけど、きょうでなくてもいい)、期末テストの終わった娘のショッピングに付き合って神戸ハーバーランドを歩いた。春の港は、船も海もカモメも、街を歩く人まで明るい。

 全部忘れて春の港でビール飲む
 
 最近は、またゲドシリーズ(ル=グウィン作清水 真砂子訳)を読み返していた。やっぱり、いいな~アースシーの物語。鳥越塾の課題になったための再読だけれど、このシリーズは面白さに夢中になってページをめくるというよりは、ゲドと一緒に考えながら読むかんじだし、大好きな4巻めの魔法を失ったハイタカの現実的な暮らしぶりも、5巻めの魔法と竜と人の関係が鮮やかに描かれているアースシーも、じっくり読んで満足感がある。そして、「ゲド戦記外伝」で春の一日にのんびりと。ごちそうでもあり、グウィンからのアースシーファンへの贈り物のようなバラエティーに富んだ豊かな内容。前書きからして素晴らしい! 中短編「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」「トンボ」。中でもちょこっと異色恋愛物のような小品の「湿原で」が印象深い。傲慢だった魔法使いの新しい人生。女性のふところの大きさがいい。「カワウソ」の魔法の物語は、神話のよう。映画も楽しみだ。

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