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February 2006

February 26, 2006

小さなスナック

seki
 朝から雨。雨のあがった午後は兵庫県立芸術文化センターまでお出かけ。すばらしい会場だった。
 「小さなスナック」(文春文庫)はリリー&ナンシーの対談集。リリーのちょこっとへなちょこ具合と、マニアックなナンシーの会話が面白くてくすっと笑ってしまうし、対談の最終回がナンシーへの追悼文となってしまった。ふたりとも、大好きな作家。

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February 12, 2006

物は言いよう

saito
 きた、きた~、花粉がきた! 花粉症の薬を処方してもらった。
 斎藤美奈子「物は言いよう」『噂の眞相』に連載されたコラムとのこと。FC(フェミコード)という、著者独特の言い方で「セクハラや性差別」にならないかの基準で、主に政治家の失言がなぜダメダメなのかを解説。皮肉の天才というか、対象を見事にいじって遊んで、読んで面白くする芸がすばらしい。フェミニズムがわかりやすく書かれている。女性天皇とか太田知事と相撲のことよりも、P256「海辺のカフカ」で、高松の図書館にやってくる女性の団体のことを書いてあったシーン、わたしも違和感があった。とはいえ、ずっと忘れていたけど…。
 

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February 04, 2006

ゑひもせす

hina
 寒い。きょうも北のほうは大雪という。
 杉浦日向子の「百物語」が大好き。「ソバ屋で憩う」のそば好きも、かっこいい。昨年12月に杉浦日向子追悼として、著作リストつきで出た「ゑひもせす」初期作品とはいえ、最初から、上質な完成された純文学の味わいがある。ほんとに、これが20代のころの作品? というくらい滋味がある。こまやかな息遣いと情感。もしかして、ほんとは江戸時代から生きてきたのでは…。
 杉浦日向子、ほんとに大きいな~。 

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