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September 2005

September 29, 2005

チョウスケとおつきさま

 安心しながらテレビで野球観戦。阪神優勝。やったやった。

 絵の美しさに思わず手にとった劉郷英作/張治清絵 「チョウスケとおつきさま」。水墨画。
 静かで美しい月と、愛らしいこぐまのチョウスケと。じつは、カエルくんが全ページにアクセントとして登場していて、それが、また、すごくかわいい! いい表情で、(鳥獣戯画のよう)、絵本に深みが出ている。これはカエル絵本。

 今宵は二十六夜。まだ、出てないけれど、月待ちで願いがかなうとか。さて、どんな願いを…。

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September 20, 2005

シーラス セバスチャンの遺産

sirasu
 寝不足! シーラスシリーズを家にいるときはもちろん、外出時も必ず持ち歩き、待ち時間や電車のなかでがんがん読んで、なにしろ面白くて、毎晩深夜まで読み続けて、13巻まで読み終えてしまった。ああ、もっと知りたい、読みたい、登場人物はこれからどうなっていくのか…。でも、まだ、本は出ていないのだった。
 「シーラスセバスチャンの遺産
 この本が10巻目、区切りといえる。旅の途中で助けた商人アレクサンドル・プランクの息子たち二人が、シーラスの考え方に影響をうけ、セバスチャン山にやってきたのだが、絶対的権利者である父親に妻までが反旗を翻し、息子たちに選択の自由を認めたのだった。自由人シーラスに出会ったことで、視野が広がり、あきらめきっていた人生に大きな転換期をもたらす決断をしてく個性豊かな登場人物たち。これは、ぞくぞくするほど面白い。自分で自分をしばっていることに気がつき、自分の判断で一歩を踏み出す勇気は気持ちいい。
 シーラスとその恋人のメリッサの波乱万丈な運命の展開は11巻の「シーラス旅のオオカミ」、メリッサと別れたあとシ-ラスの前に現れたこれまた超個性的なユリーヌの恋といい、なんだか、100ページに1回は、「ええ~」と、驚かされ、謎や新たなもつれた運命がやってきて、それで目が離せないのかも。とんでもなく悪人で手におえなくて、それでいて一番悲しくて、それでいながら陽気なウマガラスがまたいい!
 とにかく、こんばんは早く寝なくては…・

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September 17, 2005

天上草原

 モンゴルの映画をはじめてみた。
 天上草原。心の傷から言葉を発する事ができなかった男の子が、モンゴルの草原にやってきていろいろな体験の中で、言葉を再び発することができるようになるまでの物語。離婚した男女が縒りを戻し、義姉に憧れていた弟が家を出て、男の子はモンゴルを去っていく。
 モンゴルの草原、空、翔ける馬の美しさと、日々の暮らしと心の移ろい、季節の移ろいに、心しめつけられた。
 まわりでは、「テングリ~」という叫び声で号泣してた! 

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September 16, 2005

シーラスとウマガラス再会

 九月の風が気持ちいい。でもやっぱり暑い。今日は梅田に出た。
  「シーラスとウマガラス再会
 セバスチャン山でソーラスと仲間が厳しい冬を迎える。ヨアンナが町でウマガラスと出会い、恐ろしさに震える。春が来て、馬小屋に孤児院から逃げてきた男の子がいた。ヨアンナのために機織を探して、またまた機転をきかせてシーラスが購入(交換)。そのとき、ウマガラスが少女を連れて山に現れた…。
 「シーラスとマッティ出会い
 ウマガラスの正体と本名が、盲目のマリアによって明かされた。うまれつきの障害のために、親に愛されず売り飛ばされ、常に蔑みをうけ嫌われて生きていたことがわかる。ウマガラスまでが、セバスチャン山の仲間に入るのか? というところで7巻め終了。
 さて、また続きを借りてこなくては。あすは子どもの運動会!
 

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September 14, 2005

救われたアンドロメダ

 ヴェニス・バロック・オーケストラによるオペラ「アンドロメダ・リベラータ」(日本初演/演奏会形式)を聞きに松方ホ―ルへ。会場に入ったら、チェンバロのチューニング中で、そこに、琵琶のような楽器を持った人が来てチューニング。
 「あの楽器は?」 娘に聞いたら「音楽の教科書に載ってたよ、あれはリュート」と教えてくれた。こんな何も知らない状態でバロック音楽を聞きにいった。ホルンやオーボエもバロック用のはじめて見る楽器だった。(名前がわからない)
 それにしても、音質が華麗で明るいオーケストラ! 美形の奏者が多く、ステージ上でもにこやかで聞き惚れ&見とれてしまった。コンサートマスターでソロをやったジュリアーノ・カルミニョーラも演奏も華やかで流れるような美しさで、見た目も渋い美形。前から9番目だったのでうっとり。
 歌手たちはみんな個性的でシャープでポップでとても親しみやすく、すごいテクニックを軽々と披露し楽しそう。
 一番聞き惚れたのは、マックス・ツェンチッチ。はじめてカウンターテナーを聞いたけれど抑制の効いた知的な声。あまりのよさに、思わずCD買ってしまって、サインをもらってきた。そばで見たらステージ上より、さらに若くてきれいな歌手でびっくり。笑顔がかわいい~。あ? 何しにいってきたんだろう。アンドロメダ・リベラータ素晴らしかった。

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September 12, 2005

シーラスと四頭立ての馬車

 暑い~毎日。選挙が終わってオレ様チーム自民圧勝で体調を崩してしまいそう。
 シーラスシリーズを読み続けている。面白い!
 「シーラスと4頭立ての馬車
 暴走する四頭立ての馬車を止めて、町の大金持ちアレクサンドル・プランクの命を救ったことから、シーラスは商人の家に滞在することに。自分のことは自分で決めて行動するシーラスと、アレクサンドル・プランクの息子のヤペトス。全く違う二人は影響しあっていく。ここでシーラスは文字を覚え、港の下町でメリッサと出会う。
「シーラスの家作り」
 港で麻袋に入った赤ん坊を拾い上げたシーラス。皆が、その子をもう一度捨てて来いということに腹をたて、自分の弟として育てる決意をし、面倒を見てくれる老婆を、機転を利かせて連れ出した。が、弟はアレクサンドル・プランクの家の者に捨てられた後…。思い切ってプランクの息子を誘拐したようにみせかけて、カワウソ漁師の家に預け取引をする。そして山にたった一人で住んでいた奇妙な老人セバスチャンと出会って山を手に入れる。ものすごい急展開&めまぐるしく話は進む。
 「セバスチャン山のシーラス」
 不思議な家族が再生されていく。捨て子の赤ん坊が二人、孤児院から連れ出した老女クリストフィーネ、セバスチャン、家出してシーラスについてきたメリッサ、ビン・ゴーヂック一家(母親と再婚したカワウソ漁師や盲目のマリア)。秘密の地下道が続くセバスチャン山に家を建てることに。
 新しい家族が五巻までにできた。さて、これから一体どうなるのか?

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September 09, 2005

シーラスと黒い馬

 たまたま読んだ本につながりがあって驚くことがある。松谷みよ子「私のアンネ=フランク」と、エイダン・チェンバーズ 「二つの旅の終わりに」はアンネつながり。松谷みよ子(=蕗子)は、自分がアンネと同い年であることからスタート。そして、「鬼の目玉」という昔話の「目玉」とは何かを求めてワルシャワゲットー、ベルリンの壁、アンネの家アウシュビッツへの旅をし、人間の自由をおかす者を告発していく。アンネからはじまってはいるけれど中身は、「鬼の目玉」だ。「二つの旅の終わりに」は瑞々しい少年のアンネへの思いがあふれる作品。
 鳥越塾のテキストがシーラスシリーズ。まったく知らなかった作家セシル・ボトカーだけれど、なんとこのシリーズは13冊もある! 読みきれるのか? 読み出したら面白くてずんずん読める。出てくる人物がみんな強烈! シーラスはすばしっこくて頭の回転が速い少年で、ほんとに、自分の体(いのち)ひとつしか持っていない。生き延びるために走っていく。2冊しか読んでないけれど、これは最期まで面白く読めそう。でも、あと11冊もある。どれだけ時間がかかるのか? 
シーラスと黒い馬
サーカスから逃げ出し、一本の笛と黒い馬を連れに放浪する少年シーラス。個性豊かな仲間たちとの出会い、悪どい大人との対決ー。自由な心と知恵と勇気を駆使して難関に立ち向かう、シーラスの痛快な冒険物語。●1976年・国際アンデルセン賞受賞作品(引用・評論社のホームページ)
「シーラスとビン・ゴーヂック」
旅の途中で知り合った少年ビン・ゴーヂックとシーラスは、正反対の性格ながらも親友となり、二人で旅を続けることになった。そして恐ろしくも奇怪な老婆ウマガラスとの因縁の出会いが待っていたー。自由と正義を愛する少年シーラスの冒険物語。(引用・評論社のホームページ)
 これを読んでいたら、おなじ馬ものペイトン「駆けぬけて、テッサ!」と、キップリング「少年キム」の痛快な元気少年を思いだした。
 さて、あすは図書館で、シーラスを今度は5冊ほどまとめて借りようかな。

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September 03, 2005

妖婆

 透き通った風のふく9月(まだまだ暑いけど)というのに、怪奇と幻想の匂いのする「妖婆」を読んだ。芥川龍之介 「芥川龍之介全集3」(ちくま文庫)。
 妖しくておもしろい~。占い師で加持祈祷もするというお島婆さんの不吉な占いと、新蔵とお敏の恋の物語。「あなたは私の申し上げる事を御信じにならないかも知れません。~この大都会の一隅でポオやホフマンの小説にでもありそうな、気味の悪い事件が起った」というプロローグから、ぐ~っと引き込まれた。
 妖婆といえばヨーダ。ちょこっと強引? 8月に「スターウォーズ」(エピソード3シスの復讐)を観た。
 アナキン・スカイウォーカーが、なぜどうやってダース・ベイダーへと変わるのか? どうして、双子の子どもたちがバラバラに育ったのか? ヨーダとオビ=ワンは? 28年前に夢中になって観はじめた銀河英雄伝説の謎が、全てジグゾ―パズルのようにピタッとはまり感動しつつも、もう終わってしまったという悲哀も。まさに神話&伝説!
 来週は、「チャーリーとチョコレート工場」を観に行くぞ~!

 

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