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July 2005

July 30, 2005

光の帝国

  恩田陸「光の帝国―常野物語」(集英社文庫)
 最近、本屋で、ものすご~くたくさん本が並んでる恩田陸を久しぶりに読んだ。遠野を思わせる常野の不思議な物語。この著者は好きだけど、本が多くて、半分くらいしか読んでないが、常野シリーズの、なつかしく不思議なお話はほかにもあって大好き。東北の雰囲気がいいからかな。

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July 29, 2005

絵本とマリンバのコラボ!

 わたしも参画した子育て支援企画。小学生とその家族が対象ですが、絵本と音楽が好きな方も遊びにきてください。絵本の読み語りと打楽器の見事な饗宴です。「絵本とマリンバのコラボ!」終了後、講師の先生を囲んで子育てや絵本についてのワークショップも予定しています。
●とき:8月20日(土)13:30~15:30
●ところ:兵庫県立男女共同参画センター(JR神戸駅南/クリスタルタワー8F)
♪♪出演♪♪
♪♪さくら♪♪読書アドバイザー・会場が一体になるお笑い系の読み語り音楽ライブ「えほんらいぶ」主宰。
♪♪野中美千代♪♪マリンバ・打楽器奏者。東京芸術大学卒業、及び同大学院修了。現在、宇都宮大学非常勤講師、打楽器四重奏団「PE―01」、マリンバアンサンブル「エバーグリーン」主宰。
■参加費:無料
■申し込み:@Rinまで、メールで名前と参加人数、電話番号を書いて申し込みください。
■主催:兵庫県男女共同参画推進員神戸地域連絡会議ドマソーラ神戸&兵庫県立男女共同参画センター

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July 26, 2005

スカイラー通り19番地

 台風が神戸をそれたようだ。朝からいろいろ用事が入っていて、台風のせいで電車が遅れたり、相手の方が外出できなくなったらどうしようとか、あれこれ心配をしていたが全て杞憂に終わった。ホッ。

 きのうは、鳥越塾で読書会。E.L.カニグズバーグ「スカイラー通り19番地」(金原瑞人訳/岩波書店 )。
 今回はわたしが担当だったので、日曜日に簡単な資料を作成していたら、突然、パソコンがバシャンと消えた。いっしょに蛍光灯もクーラーも消えたので、「ブレーカーが落ちたのかな?」と、点検したけれど異常なし。となりの部屋にいた夫のパソコンはノートで充電式で動いていた。(うらやましくて、うなってしまった)「わたしのパソコンは落ちた~、原稿作ってたのに~」
 彼は、わめく私をほっといて、のそのそと外に出て、「マンションだけが停電や。いま、電力会社が向かってるらしい」
 は~。わたしは、ため息。クーラーもなくて暑いし、どよんとしてたら、「午後から出かけるって言ってたよね」と、夫にいわれ、用事があることを思い出してばたばた外出。
 帰宅したら、ちゃんと電気はついていた。48分間の停電だったとのこと。冷蔵庫の内部は無事。パソコンの入力は半分復旧。

 カニグズバーグの作品はいつも新鮮・緻密・理知的・端正・現実的。すべてわたしに無いもの! ラストは強引かも…という気もしたが、主人公の気持ちに共感できる。人物造形や作品の深みなどに、やっぱりカニグズバーグはすごい! と感嘆。鳥越塾では「おはなし366日」のお手伝いもあって、このページは読み物としても面白い。どんどん項目が追加になる予定。

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July 24, 2005

夏の庭

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  湯本香樹実「夏の庭」(新潮文庫)。
 夏休みだ。5時半に起きて弁当を作ることから解放されて7時おきでいい。ちょっとうれしい子どもの夏休み。中2の息子が読書感想文用に選んだのが、「夏の庭」。へ~、いいの選んだね、というわけで、私も再読。
 「死」が出発点でテーマ。小6のぼくと山下、河辺の3人は、死体を見たいというとんでもない興味から、死にそうな一人暮らしの老人を見張り始めた…。老人は観察されていると気づいてから、だんだん元気になり、子どもたちと老人のぎこちなく触れあいが始まる。「死」を求めていた彼らに「生」が見えたところで「死」はやってくる。心にじんと来た。夏が凝縮されている。

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July 22, 2005

すいかの匂い

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 夏の果物といえばすいか。でも、江國香織の短編集「すいかの匂い」(新潮社)は子どもの頃の薄暗さとぐったり感がただよう。そして、セミの鳴き声が「死ね死ね死ね死ね」と聞こえてくる「水の輪」。絶品です怖いです。夏休みにぴったり。

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July 20, 2005

ばけものづかい

 きょうは読み語りボランティアの日。夏ってことで、せなけいこのおばけえほんシリーズ「ばけものづかい」「てんぐさてんぐ」を準備。
 「おばけはこわい」という子がいて、ちょっとためらったけれど、ママがだっこして聞いていたら笑って喜んでいたのでホッ。ユーモアあふれるお話だけれど、人によっては、こわいと思うかもしれないから、参加者たちの様子を見ての絵本選びが、やはり難しいところ。それにしても、ろくろっくび、からかさ、おおにゅうどう、こどもたちは、よく名前を覚えてる~。

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July 10, 2005

おわりの雪

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 ユベール・マンガレリ「おわりの雪」(白水社)。
 季節はずれの雪ものだけど、よかった。静謐という言葉がぴったり。
 重い病気で死期の近い父親と、想像のトビ取りの語を繰り返す息子の物語。息子の心を受け止める父がいい。声を殺してなく息子がせつない。心がこんなふうに通じ合う親子はしあわせだと思う。
 
 

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July 07, 2005

魔笛

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「魔笛」那須田淳・文/ミヒャエル ゾーヴァ・絵(講談社)
 モーツァルトのオペラ「魔笛」が題材。 ゾーヴァの幻想的な絵にどっぷりと入り込んで、それから簡潔で美しい文にもうっとり。美術館「えき」KYOTO『ミヒャエル・ゾーヴァ展「不思議な扉の向こうへ」』行くつもりでいたけれど、終わってしまった…。
 ほんとに、いろいろと重なる時は重なるもので、ここ数日は時間がとれず、七夕うまれの息子のための七夕飾りを準備できずにいたけれど、やっと夕方デパートにかけこんで笹を購入。夜10時過ぎにようやく短冊を書き終えてベランダに取り付けた。折り紙作って短冊を書いてと、手伝ってくれたのは娘だけ…。

 くもり空にとけこんでいくわたしです

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July 03, 2005

うまかたやまんば

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 おざわとしお再話赤羽末吉絵「うまかたやまんば」 (福音館書店)。
 うまかたが魚を仕入れ山道を歩いていると、やまんばが出てきて…。私の大好きな昔話のひとつ。テンポよく進むお話にひきこまれる。また、赤羽末吉の絵が絶品! 
 きのう、きょうと小澤先生の「昔話大学」の最終期を受講。(先生を囲んでの食事会は「ドンナロイヤ」だった)ああ、終わってしまいました。でも、再話の勉強はさらに2年続けることにした。続けることはとっくに決心していて、自分で再話するとしたら秋田のものにしようと、物色していたりする。
 最終講義での、「忙しい中、最後まで学んだ皆さんに敬意を表します。そして、週末に家を空けるみなさんを支えてくださったご家族の方にも感謝します」こういう言葉をさらりという小澤先生の心の深さ。が、これだけの時間を指導し続けてくださった先生はとにかくすごいというか、ほんとにパワフル!

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July 02, 2005

野土花ものがたり

sawada
 澤田直見「野土花ものがたり」(集英社)。
 数年前、神戸宮沢賢治の会で澤田さんとお会いしたことがある。たまたま遊びにきていたもので、市販のファイルにイラストや写真を貼り、それにひとことコメントを添えてたものを持参していて、見せてもらった。詩もたくさんあった。謙虚でシンプルな話し方をする澤田さんが、そのまま表現された小宇宙がその作品にはあって、何枚かポストカードを分けていただいた。鳥取の過疎地でほっこりできるたまりばのような喫茶店を開いているといっていた。たった一度しかお会いしていないのだけれど、そのとき見せていただいた作品が本になって出版された! こういう出会いはうれしい。
 きのうは朝から雨だった。珍しく用事の多い日で朝の8時から神戸でうごきまわってから、お昼には梅田ロイスカフェシノアまでランチ(作家さんとイラストレーターさんばっかり!)に出かけ、途中でデジカメを忘れたことに気がついて、ランチ会場を早めに抜けて神戸の自宅に戻りカメラを持って3時の約束の仕事へ。無事、取材を終え帰るとき、どしゃぶりの雨が降っていた…。傘がない。あれ? わたしの傘はどこ? 

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